1949-04-18 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第7号
從つて濫費してはいかぬような産業におきましても、企業許可令撤廃、また独占禁止法というような面から企業の自由が認められて、新企業を押える方法がなくて実は困つておる。輸入の絶対量は少しもふえないのみならず、むしろ減つておる。しかも企業は企業許可令の撤廃からだんだんふえて、各企業体の操業率は急角度に低下している。
從つて濫費してはいかぬような産業におきましても、企業許可令撤廃、また独占禁止法というような面から企業の自由が認められて、新企業を押える方法がなくて実は困つておる。輸入の絶対量は少しもふえないのみならず、むしろ減つておる。しかも企業は企業許可令の撤廃からだんだんふえて、各企業体の操業率は急角度に低下している。
不当な競爭を避けるというようなことと、貴重な資材を濫費するというようなことから、こういう方法をとつておるということでありまして、私もそういう趣旨には全面的に賛成するものでありますが、企業許可令が撤廃され、また独禁法が制定された今日、しかもなおかつこういうことが行われるということは、企業許可令撤廃の精神に反すると思いますので、これはどういう根拠のもとに行われるのであるか、この点をお伺いしたいと思います